24.11.14 #インテリア#生活雑貨
「鉄骨階段」の世界
階段の素材には木製やスチール(鉄骨)、アルミなど様々な種類があります。
その中でも今回クローズアップするのは、鉄骨階段です。
鉄骨階段のメリットや、「子どもやペットが落ちてしまわないか不安…」
などといった不安要素の解消法などもご紹介します。
これから家を建てる予定の方は必見です!
#01鉄骨階段を設けるメリット
デザイン性もよく、
空間を広く見せてくれると人気の鉄骨階段。
鉄骨階段とは、その名の通り鉄でつくられた階段。
“スチール階段”や階段の向こう側が見える“ストリップ階段”とも呼ばれています。
鉄骨階段を設けるメリットは以下の通り。
おしゃれに演出
■隔たりがなく空間がより広く見える
■光を取り入れられる
窓の横に鉄骨階段を設け、自然光を取り入れられる設計に。

メリットがたくさんあるため
鉄骨階段は人気が高い!
木製の階段などと比べて、鉄骨階段には蹴込板(※画像参照)がありません。そのため、見た目がおしゃれなだけでなく、空間を広く見せられる点や、上部から下へ光を取り入れられる点もメリットとして挙げられます。
#02不安要素の解消法
しかし、鉄骨階段に対して以下のようなポイントを
不安に感じている方も多くいらっしゃいます。

よくある鉄骨階段に対する不安
■「子どもやペットが落ちてしまわないか心配…」
■「階段を昇り降りした時に音や肌触りが気になる…」
上記の不安要素は、家づくりの際に工夫を凝らすことで解消可能です!
Q1:冷暖房効率が悪いのでは?
A:窓や階段を設ける方角、隣の家が建っている位置との組み合わせ次第で解決可能です!
吹き抜けのため冷暖房が効きにくいイメージがある鉄骨階段ですが、方角や隣の家が建っている位置をうまく組み合わせれば対策できます。例えば、南側に隣の家が建っている場合は、南側に鉄骨階段を設けて吹き抜け空間に。上部に窓を設ければ、程よく光を取り入れられます。
温かな光がたっぷりと差し込むつくり。
Q2:子どもやペットが手すりの隙間から落ちてしまわないか心配…
A:手すりの間隔を狭くして、物理的に落ちないようにすれば解決できます。
その他にも、手すりにアクリル板やネットをつけたり、子どもが勝手に入らないように階段に入る前に格子状のドアを設けたりするのもおすすめです。アクリル板やネットは取り外し可能にしておけば、子どもの成長に合わせて自由にアレンジできます。
階段上部の手すりは間隔を狭く設計。
勝手に侵入できないよう入口に柵を設置。
手すりの下部にアクリル板を取り付けて落下を防止。
Q3:階段を昇り降りした時に音や肌触りが気になる…
A:踏板を木製にすれば解決可能です。
鉄骨以外の素材を踏板に使用すれば、音や肌触りの対策になるだけでなく、デザイン的にも程よいアクセントとなりおしゃれに見えます。
踏板に足触りの良い木材を採用。

家づくりの際に工夫を凝らせば
鉄骨階段の不安要素を解消できる!
ご紹介したように、鉄骨階段はデザインがおしゃれなだけでなく、空間を広く見せたり、上部からの光を取りんだり様々なメリットがあります。また、鉄骨階段に関する不安要素は家づくりの際に工夫を凝らせば解消可能です。家づくりの際には、ぜひ参考にしてみてくださいね。