25.02.25 #インテリア#生活雑貨
「ドアノブ(取っ手)」の世界
ドアノブには様々な種類・デザインがあり、
それぞれメリットが異なることをご存じでしょうか?
この記事では主に住宅で採用されることの多いドアノブの種類・デザインをご紹介!
それぞれのメリットについて詳しく解説します。
#01開き戸に取り付けるドアノブ
そもそも日本の住宅で設けられる扉の種類は、主に開き戸と引き戸の2つ。
どちらの扉を設けるかによって、ドアノブの種類・デザインも異なります。
まずご紹介するのは、開き戸について。
開き戸には座金とドアノブがセットで設置されます。
ドアノブは
インテリアのアクセントにもなる。
座金(ワッシャー)とは、ねじやボルトを締め付けるとき部材の間に設置する金属板。ドアとハンドルの間に設置されます。
対してドアノブはドアを開閉させるための取っ手のこと。レバーハンドルや握り玉などのデザインがあり、材質も鉄や真鍮、アルミ、陶器、木、ステンレスなど様々です。
四角い座金と、正方形のドアノブを組み合わせたつくり。

座金とハンドルの組み合わせは
無限大!
座金の形状(丸・正方形・長方形etc)は使いやすさに直結しませんが、ドアノブはデザインや材質によって使いやすさが変わります。
例えば、上下に左右する長方形タイプならシャープなデザインとしてインテリアのアクセントになりますが、ハンドルの先が丸まっているデザインなら怪我防止になるため小さいお子様のいるご家庭におすすめです。
断面が四角ならスタイリッシュなイメージになりますが、断面が丸ければ握りやすく、かわいらしいイメージになります。
また、一昔前の住宅にあった玉座(握り玉)というデザインを、あえて今も採用する方もいます。
玉座は握力が必要なため取り入れる方が多くありませんでしたが、ペットの脱出防止のため採用する方や、握り心地が気に入って採用する方も少なくありません。
丸みを帯びたかわいらしいデザインの玉座。
#02引き戸に取り付けるドアノブ
続いてご紹介するのは、引き戸のドアノブについて。
引き戸のドアノブは主に“指先を引っ掛けて開けるタイプ”か
“ハンドルタイプ”の2種類です。
指先を引っ掛けて開けるタイプはシンプルなデザインでスタイリッシュな印象になりますし、ハンドルタイプはお子様やお年寄りでも開けやすいため家族の多い世帯から人気を集めています。
また、デザインを重視する方は引き戸に金具を付けず穴を開けるだけという方もいます。
指を引っかける3つの穴が開けられたシンプルなデザイン。

家づくりの際は、
ドアノブにもこだわってみよう!
ご紹介したように、ドアノブには幅広い種類・デザインがあり、メリットは様々。例えば、スタイリッシュな雰囲気に仕上げたいなら四角いハンドルなどシャープなデザインを、お子様がいる家庭ではハンドルの先が丸まっているデザインや外付けのハンドルタイプのドアノブを選ぶのがおすすめです。
なお、ドアノブは導入コストが安いのも魅力の1つ。スーツのボタンやカフスを選ぶ感覚で細部までこだわれます。
家を建てる際には、ぜひこの記事を参考にドアノブの種類やデザインにもこだわってみてはいかがでしょうか?