リビングが広く見える！
ウッドデッキを設置して空間にゆとりを。
屋外スペースを広く見せたい！
今回ご相談いただいたのは、リビングと屋外スペースを設けたいというご希望のお客様。リビングに併設する屋外スペースを設けるとき「室内をより開放的なつくりにしたい！」と希望されるお客様もいらっしゃいます。リビングを広く見せるためには間取りの工夫も大切ですが、より空間を広く感じてもらえるように“ウッドデッキ”の施工をご提案します。
おすすめなの？
ウッドデッキの大きな特徴は、高さを調節できること。一般的にウッドデッキを設置する際は地面をコンクリートで固め、その上に資材を組み立てます。そのため、ウッドデッキの高さは自由に調節が可能。リビング(室内)の床と、ウッドデッキの高さを同じにして境界線を曖昧にできるため、空間が一続きとなり、広く見えるのです。
床や壁を内外で統一して、
奥行きのある空間に。
リビングとウッドデッキの連続性を保つためには、床や壁の資材にも注意が必要です。例えば床の高さを揃えても、色味の異なる床材やタイルを使用すると区切られた空間となってしまいます。そのため、リビングの床とウッドデッキの色味と貼り方向を揃えたり、内外で同じタイルを壁に貼り付けることも大切なポイントです。
地続きとなっているため、
リビングとウッドデッキの移動もしやすい
今回ご相談いただいた住宅では、ウッドデッキに植栽スペースも設置しました。使用したのはオリーブの古木。樹齢約100年の古木は特徴的な見た目の幹となっているため、根元部分まで見えるよう植栽の周りを凹ませています。空間に緩急をつけられるのは、ウッドデッキならではの魅力です。植栽の周りを凹ませれば室内から古木を幹まで見ることができますし、空間にアクセントを添えられます。こちらの住宅では、当社より植栽スペースに段差をつけることをご提案いたしました。段差をつけるとより印象的に見えるだけでなく、植栽の周りに腰をかけてくつろぐことも可能です。
ウッドデッキがより洗練された印象に！
また、こちらのお客様からはプライバシーに関するリクエストもいただきました。
プライバシーも重視したい！
屋外スペースを設置する際、気になるのがプライバシーの高さ。特に、1階にウッドデッキを設けると、近隣の方々や通行人からの視線が気になりますよね。そんな不安を解消するため、今回はウッドデッキの周りに高めの壁を設置。外からウッドデッキや室内が完全に見えない設計をご提案いたしました。
外から完全に見えないつくりに。
広々とした空間で上部は吹き抜け状態に、壁はホワイトに仕上げているため圧迫感も感じさせません。開放感抜群なプライベートスペースにて、周囲の目を気にせずリラックスしてお過ごしいただけます。
使用イメージ
●リビングの窓を開けっぱなしにして、ウッドデッキでBBQを開催
●天気の良い日にはセカンドリビングとして
●ハンモックや椅子を設置してリラックススペースに
●洗濯物を干す場所として使用
●お子さまやワンちゃんの外遊びスペースに活用
●サーフボードなど大きめのグッズをお手入れする場所に
加えて、ウッドデッキの周りに高めの壁を設けると“カーテンのない開放的な空間で過ごせる”というメリットもあります。実際に、今回ご依頼いただいたお客様もリビングにカーテンは設けていません。いつでも外の様子を眺められるつくりとなっているため、より空間を広く感じていただけるでしょう。
夜間もカーテンを閉めなくてOK！
より視覚効果が高いんだね！
このように、ひとくちにウッドデッキといっても設計にちょっとした工夫を加えることで、効果は異なります。ぜひ参考にしてみてくださいね！
