屋上の使い方をご紹介!
BBQ・ドッグラン・屋上庭園…etc

屋上を設けるメリットといえば、やはり自由に使える空間を設けられること。
特に敷地面積の狭い都市部では、庭のスペースがとれない代わりに屋上を設ける方が多いです。
しかし、家づくりの際に「屋上を使わなかったらどうしよう…」と、屋上を設けるべきか悩まれる方は多くいらっしゃいます。
そこで今回では、屋上の使い方についてクローズアップ!
様々なアイディアをご紹介します。
屋上に人工芝を敷いて、テーブルと椅子を設置。
屋上の使い方例
■人工芝を敷いてドッグランにする
このように屋上の使い方は様々。家族構成や理想のライフスタイルに合わせて、“庭として使う”か、“生活スペースとして使う”かを選べます。例えば、庭として使う場合はBBQや夏はプールを設置して子どもが遊ぶスペースとして利用できます。ハンモックを持ってきて星を眺めたり、テーブルとイスを設置して夜景を見ながら晩酌を楽しんだりといった使い方をしてもよいでしょう。屋上は庭よりも人目を気にせず過ごせるため、プライバシーを確保したいという方にもおすすめです。また、中には屋上を庭園として使う方もいらっしゃいます。土を敷いて植物を育てたり、ビオトープをつくったり…。庭園として使う場合は水はけを気にされる方もいらっしゃるかと思いますが、排水設備を工夫すれば問題ありません。
屋上に屋根がなくても排水設備を工夫すれば問題なし。
生活スペースとして使う場合には、洗濯物や布団を干す場所として使う他、お風呂場を屋上の近くに設けて室内から夜景が見える設計にする方もいらっしゃいます。夜景を眺めながら過ごすひとときは特別感たっぷり!室内にいながら開放的な気分を満喫できます。
屋上のそばにあるお風呂場なら外の景色が見渡せる。

なお、屋上を設ける際には床面積に注意が必要です。屋上は階数に含まれませんが、屋上にあがるための階段室は床面積に含まれます。そのため、床面積がギリギリの状態で屋上を設ける際には、別の場所を狭くしなければなりません。屋上を設ける際は階段室の床面積も考慮しましょう。もし不安に感じるようなら、設計前に相談してみるのが無難です。
屋上にあがる階段室の面積には要注意!

ご紹介したように、屋上はお住まいになる方の家族構成やライフスタイルに合わせて様々な用途で使用可能です。普段は洗濯を干すスペースとして使用して、休日にはBBQやプールを楽しむスペースとして使用したりと、日や時期によって幅広い使い方ができます。水はけや階段室の床面積に関しても、工夫を凝らせば対策できるため、不安に思うことがあれば相談してみましょう。