24.06.30 #インテリア#生活雑貨
「一体化」の世界
せっかく家を建てるなら、隅々までこだわりたいですよね!
こちらの記事では、みなさんがワクワクしながら家づくりに臨めるようにマニアックな事例や情報をご提供します。
今回クローズアップするのは、壁や天井、ドアの一体化について。壁やドアを一体化させるメリットや実際の施工事例などをご紹介します!
#01壁やドアなどを同じ色で
統一するメリット
壁紙、天井材、ドアの構造…etc。
これらは空間デザインに欠かせない要素。
家づくりを検討されている方の中には
「壁も天井も床もホワイトで統一したい!」
「落ち着いた雰囲気になるようシックな色でまとめたい」
などと考えている方も多いのではないでしょうか?
そんな風に考えている方々へ今回ご紹介したいマニアックな事例は、
壁やドアなどを同じ色で統一する方法です!

こんな方にオススメ!
壁やドアの色を統一するメリットは、ただまとまりのあるおしゃれな空間に仕上げられるだけではありません。実は、色合いや素材の繋ぎ目などを合わせると奥行を感じられ、空間を広く感じさせる視覚効果があるのです。実際に、こちらのお客様宅では天井と壁、ドアの色合いを統一。全体をシックな色合いでまとめて一体感を演出し、奥行のある内装に仕上げました。
全体をグレーで統一。壁やドア、天井には同じ素材を使用。
人は、同じデザインが続いている方が目の錯覚で広く見えるもの。そのため、お客様のリクエストによってはエアコンや室内灯のスイッチの色を壁紙と統一するケースもあります。
エアコンの色も揃えて統一感をさらにUP!
#02より広く見せるならドアの細部にも工夫を!
空間を広く見せるためには、ドアの色を壁と揃えるだけでなく、
極力凹凸が目立たないつくりにするというアイディアもあります。
ドアを設ける際はどうしてもドア枠(フレーム)が生じてしまいますが、
ドア枠(フレーム)をスッキリとした見た目に仕上げれば、
前述したように目の錯覚で空間が広く見えます。
加えて、こちらの住宅ではドアノブも主張しすぎない
シンプルなデザインをセレクト。
全体の雰囲気を揃えて奥行を感じられる空間を演出しました。
右奥に隠れ扉のような
ドアを設置。
ドアノブもシンプルで
壁とドアが同化。

素材の統一やドアの細部にこだわると、
空間がより広く見える!
今回は、壁や天井、ドアを一体化させるというアイディアをご紹介しました!
記事内でも解説したように、色合いや素材を統一して継ぎ目のないつくりに仕上げると、目の錯覚で空間がより広く見えます。また、その他にも、ドア枠(フレーム)を極力減らしたり、エアコンやスイッチの色合いまで統一したりといった工夫を凝らしてみるのも手段の一つです。
「室内を広く見せたい!」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!